ノババックスのワクチン報道について  R4/6/5 ( 6/27更新 )

最近、患者さんから新たに開発された副反応の頻度が低い国産コロナワクチンについて(NHK報道等)、ご質問を受けることが多く、一度まとめました。

(1)武田製薬が、ノババックス社から製造技術提供され国内製造したワクチンで、純国産ではありません。

(2)従来タイプのワクチンとありますが、抗原タンパク質自体は遺伝子組換技術を利用しています。

(3)副反応について、NHK報道では心筋炎の報告はないとされていますが、既に30000例の治験接種において4例の心筋炎の報告があります(アメリカ疾病対策センター(CDC)発表ではファイザーとモデルナによる心筋炎は100万回当たり約12.6例であり、単純比較では約8倍の副反応となります)。日本国内での治験は350例のみ、多くは海外データとなっています。更にアメリカでは心臓疾患(心膜炎・心筋炎)リスクから、更に製造プロセスの見直し(2022/6/3)から、使用承認が未だ得られていません。

ノババックスワクチンは、冷蔵保存で長期保存可能な医療体制の整っていない発展途上国向けコロナワクチンとして緊急承認されたものであり(世界保健機関(WHO):2021/12/21)、当院で使用予定はありません。

 

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